【IT初心者むけ・Windows】ファイル同士の差をとろう

ITに詳しくない方でもファイル同士の差をとると、便利なので紹介したいと思う。

そもそもファイル同士の差をとるとはどういうこと?

例えば最初、売り上げ情報を上司から下記のようにもらったとしよう。

そして次の日上司から売り上げ情報を修正したからと、下記のようなファイルをもらった。

 

この際、2つのファイルを見比べてどこが変わっているのか、目視で確認するのは大変ではなかろうか?
その際に役に立つのが、ファイル差分をとる方法だ。
ファイル差分をとると、下記のようにどこが変更されているのか一目瞭然になる。

 

ファイル差分の取り方

それでは実際にどうやってファイルの差分をとっていくか説明していこうと思う。
ファイル差分をとるためには、まずはそれ専用のツールが必要となる。個人的に使いやすいと思っているのがWinMergeというツールだ。
下記からダウンロード可能だ。

https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/winmerge/

 

インストールが完了したら、ファイル差分を比較したい2つのファイルを選択する(下記図1)

1つめのファイル選択後、Ctrl(キーボード左下あたりのキー)をおしながら2つ目のファイルを選択することで、2つのファイルを同時に選択できる。


この状態で右クリックメニューを表示させ、「WinMerge」を選択する。(下記図2)

 

すると、下記のようにファイルの差分が表示される。

補足:フォルダごとの比較について

それでは下記のように1つのフォルダの中に複数のファイルが入っている場合はどうしたらよいか、説明していく。

 

これもファイルのときと同じく、2つのフォルダを選択→右クリックメニューから「WiMerge」を選択することで比較できる

すると、下記のようにファイルの差分があるファイルはオレンジかがって表示される。

 

実際のファイルの中身を確認した場合は、上記画面からファイルをダブルクリックすることでファイルを開くことができる。